成田空港の税関はアプリを使ってサクッと通過しちゃおう！
年末年始で海外旅行に行ってる人も多いと思いますが去年海外に行って成田空港の第3ターミナルに帰ってきた時に税関をすごい簡単に並ぶ事なく通過する方法に出会ったのでご紹介します。
その名も「税関申告アプリ」
海外から帰ってきた時って税関を通るために用紙を記入して並んで渡して・・・と言う手間がありますよね？と言うか税関に着いた時点で人が並んでてその時点でちょっとうんざりしちゃいます。ところが、ジュンがこの前海外から成田空港へ帰って来た時にふと横に目をやるとなんか新しい機械が設置された通路があって人も並んでないのが目に入りました。なんだろと思って近くのスタッフさんに聞いたところ税関アプリなるものがあってそれを使うと用紙に記入して並んだりと言った必要がないらしいのです。これは便利！と思ってその場でアプリをダウンロード。
その名も「税関申告アプリ」。そのまんま（笑）もちろんアプリは無料。アプリをダウンロードして開いたら必要な内容を入力していきます。
基本的にパスポート番号や氏名、住所、搭乗機名など、紙ベースの「携帯品・別送品申告書」に記載する内容と同じです。まぁそれのデジタル版だから当たり前ですね（笑）パスポートと航空会社から送れてきた旅程表があれば記入できる内容だと思います。
基本情報を入れた後は質問に「はい」と「いいえ」で答えるだけです。これも紙ベースの申告書と同じですね。
全ての質問に答えると入力内容に間違いがないか申告内容の確認画面が出ます。間違いがなければ一番下にある「QRコード表示」をタップしましょう。
そうするとQRコードが表示されるので先ほど目に入った新しい機械（正式名称は「電子申告端末」）にパスポートとQRコードを読み取らせましょう。
読み取らせることができたらそのまま申告ゲートを通過して終わりです。あら簡単^_^
アプリを使うと次回以降もっと手間が省ける。だけど第3ターミナル以外の人は注意
最初は初めてのことで不安だったけどわからなければスタッフさんに聞けば丁寧に教えてくれるしやり方も簡単なのですごい便利だと思います。ジュンは不安だったからスタッフに聞きながらやったけどそれでも通常の紙ベースで並んでる人より早く終わったと思います。
また、一度アプリで情報を入力するとアプリ上にデータが履歴として残り、次回以降はそれを利用して少しだけ入力の手間を省けます。具体的には、前回入力した情報を選択すると「引用登録」と言う項目が出てくるのでそこをタップします。そうするとパスポート番号、氏名、職業が入力された状態から情報の入力が始まります。少しだけですけど楽になるのは嬉しいですね。できれば電話番号と住所も入力された状態だと助かるんですけどねf^_^;
ここでひとつ注意なんですが、ジュンはこのアプリを初めて利用した後にまた海外に行く予定があって、その時も飛行機が成田空港に到着したあと機内から出るまでにこの税関申告アプリを入力して準備万端で税関に挑もうとしたら電子申告端末が見当たらないんです。え？って思って近くにいたスタッフさんに聞いたところ、今現在は成田空港の第3ターミナルで試験的に使われている状態で第1ターミナルと第2ターミナルにはまだ設置されていないとのことなんです。しょうがないのでその時は手書きで用紙を記入して税関を通過しました。この時は前回アプリで税関を通過できたのがどんなに楽だったかものすごく痛感しました（笑）
税関を通過する際、用紙を渡した時に受け付けてくれたスタッフさんに話を聞いたところ、もしかしたら2020年の4月ぐらいから第1ターミナルと第2ターミナルで使えるようになるかも、との話を聞けました。まだ第3ターミナルも試験運用なのでどうなるかわからないですけどね。
税関検査場電子申告ゲートの運用を開始 : 税関 Japan Customs
税関の公式サイトを見たら成田空港以外にも羽田空港やその他主要な空港で運用が開始されるようですね。しかも英語、中国語、韓国語に対応した動画まで用意されているので日本人に限らず利用できるっぽいですね。これはぜひ2020年の東京オリンピックまでに運用開始してほしいですね。
まとめ
今回の件で知ることのできた大事なことは以下の3つですかね。
- 税関申告アプリを使うととんでもなく早くスムーズに税関を通過できる
- 税関申告アプリが使えるのは現状だと成田空港の第3ターミナルのみ
- 成田空港の第1ターミナル、第2ターミナル、その他の空港は2020年の4月ぐらいから使えるようになるかも
もし成田空港の第3ターミナルに海外から帰って来た時にはぜひこのアプリを使ってみてください。とてもスムーズに税関を通過できると思いますよ。
今はまだ成田空港の第3ターミナルでしか利用できないけど早く他の空港でも使えるようになるといいなと思いました。どんどん快適に旅行ができるようになるといいですね。
