新宿でひっそりと佇む牛丼屋さんが超癒される
牛丼を嫌いな人なんてこの世にいないと思ってるジュンです。今回は新宿にある老舗の牛丼屋さん、たつ屋を紹介します。
場所は新宿。JR新宿駅の東南口から出て階段を降りたらそのまま真っ直ぐ細い道を進みます。甲州街道の脇に沿って歩いてく感じです。
ドコモを超えたらもうすぐお店です。このまま真っ直ぐ歩いてくと最終的に右手に見えてる甲州街道に合流するんですけどそこまで行くと行き過ぎ。
東南口の階段降りてから歩いて1分ちょっとですかね、左手にひっそりと佇むたつ屋が見えます。
この辺は小さなお店が多く特にたつ屋は入り口が少し奥まったところにあるので見落としやすいかもしれませんが注意しながら向かえば通り過ぎないと思います。
入り口にはメニューの看板が。牛丼以外にもかつどんやとりどんなんてのもありますね。
さて店内に入ります。
店内はカウンターのみで15席ほど。壁は服が掛けられるようになっています。高い位置にテレビが設置されてるけどいつも音量が小さい。とても小さい。
席について間も無くお茶が届けられます。この時期は冷たいお茶。温かいお茶もあるので希望を言えば出してくれます。
そしてこのお茶めっちゃ色が薄い。
いつも薄い。
でもそれがここらしくもある。
隣のお客さんに商品が届けられた時その場で支払いをしていたけど商品と引き換えにお会計も出来るみたい。いつも帰り際に払ってたけど知らなかった。
テーブルにもメニューがあります。サイドメニューもあります。たしかうどんもあったけどメニュー撮り忘れました。
牛丼食べる気満々で来るけどいつもメニュー見て悩む。
そしていつも悩んでかつ牛どんを頼む。
かつ牛どんとは牛どんとかつどんがハーフアンドハーフになっているメニュー。欲張りさんの願いを叶えるステキな一品ですね。
しかもかつは半分じゃなくて1枚入ってる。幸せの極み。
カウンターには紅生姜、七味などが並んでるのでお好みで。
あとちょっといいなと思ったのがこれ。木製のスプーン。これならお箸が苦手な外国人客も安心して食べられますね。こう言う老舗のお店とかって観光で来た外国人にも人気ありそうだしスプーンが用意されてれば気軽に入れますよね。知り合いに外国人がいれば連れて来やすいし。
かつ牛丼どんが届くまでしばし待機。ボーッと店員の声を聞いたりしてるとこれがまた癒される。昔ながらのお店だからなんとなく入りにくい雰囲気で店員も江戸っ子みたいで敷居が高いのかなと思われそうだけどここのお店は違う。店員が本当に優しい。いつも店員が2人か3人いるんだけど店員同士のやりとりもとても丁寧でほんわかするんですよ。まるで個人経営のカフェにいるような気分。そのぐらい癒される。
そんなこんなでかつ牛どんの到着。
ゴハンが見えないぐらい牛とかつで覆われています。
かつは白身が少し半熟に残るぐらいの火の通り方。ちゃんとうえには三つ葉が乗ってます。
こういうジャンクフード的なものは味が濃い目のイメージだけど思ったよりも薄味で甘さも抑えてあり食べると結構サッパリしてて飽きのこない感じ。
そして牛どん。飴色に染まった玉ねぎは柔らかくお肉はほどよく脂が乗っててパサパサ感もほとんどありません。味付けは甘めではなくかつと同じようにしょっぱくなくサッパリとしています。そしてたつ屋が他の牛丼チェーン店と決定的に違うのが乗ってる具材。
なんとお豆腐が乗ってるんです!
これってなんか嬉しいですよね。絹のお豆腐だと思うんですけどツルッとしてて味も染みてるから美味しいんですよね。
崩れやすい絹のお豆腐に味を染み込ますぐらいだから結構丁寧にお豆腐を扱ってるでしょうね。
そして気付いたら完食。
余韻に浸りながら音量の小さいテレビを見て落ち着く。
お会計をしてお腹も心も満たされてお店を後にしました。
お腹だけじゃなく心も満たされる日本のファーストフード店が新宿駅からこんな近いところにあるなんて。
〈本日のチラリズム〉
牛丼とかつどんの最強タッグ